企画名:きたまち元気プロジェクト~みんなで作る『アマビエフラッグ』~
開催日:2020年11月中旬
開催場所:ノーザンハートきたまち&地元の皆さん
主催:ノーザンハートきたまち発展会
企画運営:株式会社Funwacca
制作物:アマビエのうろこデータ・フラッグ
地域の皆さんと一緒に思いを込めてフラッグ制作
●みんなで協力してこの難局を乗り越えていこうという思いを表現する
●きたまちにある北部医療センターの皆さんをはじめ、多くの医療従事者の皆さんに街ぐるみでエールを贈る
主催:ノーザンハートきたまち発展会
企画運営制作:株式会社Funwacca







背景
●静まり返ったまちに希望を――“アマビエ”から始まった元気プロジェクト
【きたまち元気プロジェクトのスタートのきっかけ】
プロジェクトを呼び掛けた、きたまち発展会事務局にきっかけを伺いました。
きたまち発展会事務局 高橋さん
きたまち発展会事務局高橋さん
「コロナの感染が広まっていた時期、さいたま北部医療センターへフェイスシールドの提供に伺う機会がありました。その際、普段は事務をされている方が入口で検温をされていたり、病院全体で近隣住民のために医療を止めないよう懸命に務められている様子をまのあたりにしました。周りを見渡してみても、小さいお子さんの元気な声が聞こえていたしましま公園にひと気が無くなっていました。普段は賑わうきたまちの施設が閑散としていました。私自身、会社の机にはパーテーションが立てられましたし、友達とも会うことができなくなっていました。コロナの感染におびえ、人と人とのつながりが無くなってしまった日々、そんな状態がいつ終わるのかわからない不安な日々が、続きました。こういう時どうすればいいんだろう、何か自分にできることはないのかなと考えていた時に、疫病を退散させる力があると言い伝えがある妖怪アマビエのことを知りました。このアマビエを私一人ではなく、たくさんの人で描くことができないだろうか。ひとりひとりが気持ちを込めてアマビエを描けば、きっと大きな力が宿るのではないか。そしてでき上がったアマビエを大きく引き伸ばしてさいたま北部医療センターから見えるところに掲揚できれば、病院の方々に感謝と励ましの気持ちを表せるのではないか。そして大きなアマビエは、きたまちや地域を守ってくれるお守りにもなってくれるのではないか、と考えました。」
こうした事務局の思いをきっかけに、アマビエフラッグを地域でつくる話がスタートしました。
施策
アイデア
●みんなの想いを“うろこ”に込めて――巨大アマビエ応援プロジェクト始動!
・巨大アマビエのうろこに入れる画像を、地域の皆さん(近隣で働く皆さんをはじめキッズたち)から募集し、鱗を集めてアマビエを完成させる。
・アマビエは地元高校の美術部さんに下絵をお願いする。
・掲揚場所は、地元北部医療センター様の道路挟んだ向かい側(ノーザンハートきたまち発展会施設様の壁面)、医療従事者の皆さん、患者さんからよく見えるような場所を選び応援する。
成果
●感謝と希望を灯して――アマビエが照らす冬のエール
地元の皆さんの応援の声として、北部医療センターの医療従事者の皆さんや患者の皆さんより感謝の声が届いたとのことです。冬には、アマビエの周りにブルーのイルミネーションが設置され、アマビエが夜も明るく照らされていました。